運動+(反)成長
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書誌事項
運動+(反)成長
(身体医文化論, 2)
慶應義塾大学出版会, 2003.11
- タイトル別名
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運動+反成長
- タイトル読み
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ウンドウ + ハン セイチョウ
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注記
裏表紙のシリーズ名: Body, medicine and culture
内容: 人体実験と近代医学の成長(市野川容孝著), 「運動」の起源と「生理学的身体」イデオロギー(北澤一利著), 脳と運動(坪川達也著), 精神分析における発達の構成(松本展明著), 移動としての学習(熊倉敬聡著), 複製技術時代の優生学(中山徹著), (反)成長物語の中の優生学とサフレジズム(大田信良著), D・H・ロレンス『恋する女たち』における「柔術」と身体文化(木下誠著), 漱石と神経衰弱と退化と(仙葉豊著), 乳母の戦略(中村哲子著), 身体の「西洋化」を巡る情念の系譜(真嶋亜有著), 脚/足の復権(横山千晶著), 運動と医療(青栁幸利著), 音楽演奏行為における楽器と身体(小沼純一著), 舞踏/舞踏譜による身体の変容(和栗由紀夫ほか)
選択的関連文献案内:この本を読んでさらに読み進めたい人のために: p329-347
執筆者紹介: p350-353
内容説明・目次
内容説明
成長/退化という近代の制度から、われわれの知と文化は遠く離れているのか?速度という近代の快楽からの自由を、われわれの運動する身体は胚胎しているのか?「運動と(反)成長」をテーマとする歴史・文化研究のみならず、脳科学・医療社会学・老人研究などの論考を加えた発展的な成果。身体論・文化研究に「医学的なもの」を接続させた新しい学問領域を開拓。今注目を集めるパフォーマンス系諸領域の論考と座談を収録。
目次
- 序 「運動+(反)成長」
- 第1部 知の構成の中へ(人体実験と近代医学の成長—19世紀のドイツ医学;「運動」の起源と「生理学的身体」イデオロギー;脳と運動—進化から発達まで ほか)
- 第2部 文化の政治の中へ—成長/反成長(複製技術時代の優性学—「身体文化」における「政治の美学化」と『ユリシーズ』;(反)成長物語の中の優性学とサフレジズム—ヴァージニア・ウルフ『ジェイコブの部屋』の身体医文化論的読解;D・H・ロレンス『恋する女たち』における「柔術」と身体文化 ほか)
- 第3部 生の運動・反復の中へ(脚/足の復権—ヴィクトリア朝の歩行文化;運動と医療—高齢者における歩行機能の重要性;音楽演奏行為における楽器と身体—西洋の楽器をいくつかの例として ほか)
「BOOKデータベース」 より