満州事変と対中国政策
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満州事変と対中国政策
吉川弘文館, 2003.12
- タイトル読み
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マンシュウ ジヘン ト タイ チュウゴク セイサク
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注記
参考文献: p276-295
博士学位論文「満州事変期、日本の対中国経済政策」(中央大学 2002年)に修正を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
満州事変は、蓄積された矛盾の限界点として起きたのではない。重光葵の対中国経済政策に焦点をあて、その実態を解明する。満州事変を予期されなかった特異点として位置づけ直し、日中外交史研究の新たな方向性を示す。
目次
- 第1章 「国家」としての中国、「場」としての中国—満州事変前、外交官の対中国認識
- 第2章 満州事変期、「親英米派」の国際関係観—西園寺公望と阪谷芳郎、吉田茂をつうじて
- 第3章 「ワシントン体制」理解の変遷
- 第4章 満州事変期、日本外交を規定する国内政治・経済要因
- 第5章 「提携」の成立—日中関税協定成立の条件
- 第6章 「交渉」と「蓄積」—日中関税協定施行過程における日本側対応
- 第7章 経済提携の蹉跌—満州事変前の債務整理問題をめぐって
- 第8章 「治外法権の撤廃」と「治安維持」—満州事変前後の「連続性」に関する一考察
- 第9章 情報の歪曲・宥和の障害—満州事変前、対日ボイコットと日本新聞
- 終章 「宥和」の変容—満州事変時の外務省
「BOOKデータベース」 より