中国古代国家の形成と史学史

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中国古代国家の形成と史学史

五井直弘著

(歴史学叢書)

名著刊行会, 2003.11

タイトル読み

チュウゴク コダイ コッカ ノ ケイセイ ト シガクシ

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注記

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

本書は、五井直弘氏の『漢代の豪族社会と国家』『中国古代の城郭都市と地域支配』に次ぐ、第三遺稿集である。著者は、戦後一貫して、殷周代・春秋戦国から秦漢を経て魏晋に至る国家と豪族社会、城郭都市、鉄などの研究、および東洋史学を中心とした史学史に取組んで来た。本書には、前二著に収められなかった、中国古代国家形成にかかわる通史的叙述、春秋末頃成立し、魏によって滅ぼされた中山国について解明した雄篇、中国古代史研究にかかわる史学史的論考を収める。いずれも問題提起的論考であり、前二著と合せ、五井史学の全体像をうかがうに足ろう。

目次

  • 第1章 中原国家の形成
  • 第2章 専制帝国の形成
  • 第3章 古代国家の完成と没落—赤眉の乱と光武帝
  • 第4章 党錮の獄—宮廷をめぐる宦官と官僚の抗争
  • 第5章 華夏族の形成と中山国—古代統一国家成立の基底としての
  • 第6章 中山の人々—その後
  • 第7章 『史記』と正史—中国における歴史思想の源
  • 第8章 中国古代史研究と考古学
  • 第9章 白鳥庫吉考補遺

「BOOKデータベース」 より

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