死者に語る : 弔辞の社会学

書誌事項

死者に語る : 弔辞の社会学

副田義也著

(ちくま新書, 449)

筑摩書房, 2003.12

タイトル読み

シシャ ニ カタル : チョウジ ノ シャカイガク

大学図書館所蔵 件 / 126

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

人が死んだとき、残された者は、去っていった者にどのような言葉をおくるのか。弔辞はまず、なによりも弔辞を読む人間による文章作品である。しかし、そこにあらわれるのは、故人の人柄、故人への思いだけではない。それは短い伝記であり、短い現代史でもある。また、「死者」の存在をどのように扱うか、という文化的な問題をうかがうにも好個の資料である。政治家・経営者・宗教家・文学者などの弔辞を精緻に読み解き、「日本人の死生観」を捉えなおす論考。

目次

  • 第1章 弔辞とはなにか
  • 第2章 政治家の弔辞—中曽根康弘から故岸信介へ/江田三郎から故浅沼稲次郎へ
  • 第3章 社葬における弔辞—谷井昭雄から故松下幸之助へ
  • 第4章 キリスト教知識人の弔辞—南原繁のばあい
  • 第5章 文学者の弔辞—近代文学同人から故原民喜へ
  • 終章 もう一度、弔辞とはなにか

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ