流れの安定性
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流れの安定性
(流体力学シリーズ / 日本流体力学会編, 5)
朝倉書店, 2003.12
- タイトル読み
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ナガレ ノ アンテイセイ
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注記
参考文献: p[233]-238
流れの安定性に関連した文献: p[239]
内容説明・目次
内容説明
流れは層流と乱流に大別されると考えられてきた。層流と乱流の境界は明確ではないが、比較的単純な流れのパターンをもつ定常な層流が、不安定性により複雑なパターンの振動流へ移り変わり、その振動流が再び不安定となって、より複雑なパターンをもち複雑な時間的変動をする流れとなることを繰り返して、やがて乱流にいたる。流れの安定性理論は、層流からどのような経過をたどって乱流化するのかを調べることを目標としている。本書は、著者たちが長年学び、研究してきた流れの安定性に関する基礎的なことがらと研究成果を若手の流体力学研究者に紹介するものである。
目次
- 1 流れの安定性とパターンの変化
- 2 流れの不安定性と解の分岐
- 3 2次元平行定常流の安定性
- 4 平面ポワズイユ流
- 5 急拡大部をもつ管路流れ—非平行流の安定性理論
- 付録(線形撹乱方程式の初期値問題;振幅方程式の導出;ホップ分岐のノーマルフォームに対する摂動の影響 ほか)
「BOOKデータベース」 より