不完全性の政治学 : イギリス保守主義思想の二つの伝統
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不完全性の政治学 : イギリス保守主義思想の二つの伝統
東信堂, 2003.12
- タイトル別名
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The politics of imperfection : the religious and secular traditions of conservative thought in England from Hooker to Oakeshott
- タイトル読み
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フカンゼンセイ ノ セイジガク : イギリス ホシュ シュギ シソウ ノ フタツ ノ デントウ
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注記
参考文献: p163-167
内容説明・目次
内容説明
最近のソ連の崩壊に見るように、理想に燃えて出発した「革新」が、多くは惨憺たる終幕を迎えるのはなぜか?常に「完全」をめざす「革新」と、知的・道徳的に「不完全」な人間性との、乖離の実態を鋭く捉え、理念と集権による社会変革を斥け、伝統主義、有機体主義、懐疑主義の三原理に立脚する、英国保守思想の真髄を系譜的に明らかにした名著。
目次
- 第1章 保守主義の定義と初期の保守主義—フッカーとクラレンドン(保守主義と宗教;保守主義の諸原理 ほか)
- 第2章 オーガスタン時代の保守主義者たち—ハリファクス、ボリンブルク、ヒューム、ジョンソン(ハリファクス侯=ジョージ・サヴィル;ボリンブルク子爵=ヘンリ・シンジョン ほか)
- 第3章 革命に抗して—バーク、コウルリッジ、ニューマン(バークの政治的教義;道徳、政治、バーク解釈 ほか)
- 第4章 保守主義と大衆社会—ディズレイリ、ソールズベリ、オークショット(ベンジャミン・ディズレイリ;ソールズベリ侯=ロバート・セシル ほか)
「BOOKデータベース」 より