LD児のためのひらがな・漢字支援 : 個別支援に生かす書字教材

書誌事項

LD児のためのひらがな・漢字支援 : 個別支援に生かす書字教材

小池敏英, 雲井未歓, 窪島務編著

あいり出版 , 松籟社 (発売), 2003.11

タイトル別名

LD児のためのひらがな漢字支援 : 個別支援に生かす書字教材

タイトル読み

LDジ ノ タメ ノ ヒラガナ・カンジ シエン : コベツ シエン ニ イカス ショジ キョウザイ

大学図書館所蔵 件 / 105

この図書・雑誌をさがす

注記

文献:p128-130

内容説明・目次

内容説明

LD児は、書字に多くの困難を示します。子どもたちのなかには、漢字が書けない子とともに、ひらがながむずかしい子がいます。コミュニケーションに支障がない子どもでも、書字困難の状況は大きく違います。ひらがなと漢字は、文字と読みの関係が違うので(ひらがなは1文字1音節であるのに対して、漢字は1文字で複数の読みをもちます)、文字の特性に合わせた支援が必要です。書字とともに読字がむずかしい子どももいます。したがって、書字支援を考える際には、読字課題と書字課題が必要になります。課題を作成するためには、読字と書字プロセスの評価が必要です。このように、ひらがなと漢字書字の支援を個別に組み立てることは、気をつかう作業です。本書の書字支援ソフトでは、ひらがなと基礎的漢字を中心に、個別の課題を簡便に作成できるように工夫しました。

目次

  • 1部 LD児の読字・書字障害とその支援(どのような書字の困難をかかえているのか;学習障害はどう定義されているか;「聞く」「読む」「書く」のプロセスとLD児のかかえる困難 ほか)
  • 2部 書字プロセスの評価と支援の実際(書字プロセスをどう評価し支援するか;指導においてどのように援助するか;支援ソフトの構成は ほか)
  • 3部 教材構成と活用の実際(「文字の形識別」課題;「音韻識別」課題;「音節の抽出・分解」課題 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ