クラカトアの大噴火 : 世界の歴史を動かした火山
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書誌事項
クラカトアの大噴火 : 世界の歴史を動かした火山
早川書房, 2004.1
- タイトル別名
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Krakatoa : the day the world exploded : August 27 1883
- タイトル読み
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クラカトア ノ ダイフンカ : セカイ ノ レキシ オ ウゴカシタ カザン
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さらに詳しく知りたい人のための推薦図書・映像: p431-442
内容説明・目次
内容説明
スマトラ島とジャワ島の間に浮かぶ火山島、クラカトア。1883年8月27日、その史上最悪の噴火は何の前触れもなく始まった。クラカトア自身をも消し飛ばした最後の大爆発では、火砕流、火山弾、大津波により36000人が死亡し、インドやオーストラリアでも爆音が聞かれ、衝撃波は地球を7周し、津波はフランス沿岸にも届き、被害者の死体はアフリカ東海岸にまで流れついた。本書は膨大な資料をもとに、その驚くべき天災の一部始終をリアルに再現するものである。一方でクラカトアの大噴火は、イスラム原理主義の抬頭、植民地主義の崩壊、海底ケーブル網による世界同時報道、地球規模での自然観察、プレートテクトニクス論の確立、新たな芸術手法の誕生など、あらゆる歴史的大変動の引き金となった。そのとき世界では一体何が起こったのだろうか。近代から現代への扉を乱暴に吹き飛ばした火山爆発の知られざる真実を、世界的ベストセラー『博士と狂人』の著者が、地質学への情熱も豊かに描いた壮大なノンフィクション。
目次
- 第1章 尖った山のある島
- 第2章 運河に潜むワニ
- 第3章 ウォーレス線上の接近遭遇
- 第4章 過去の火山活動
- 第5章 地獄の門が開かれる
- 第6章 日の光も届かぬ海底で
- 第7章 おびえたゾウの奇妙な行動
- 第8章 大爆発、洪水、最後の審判の日
- 第9章 打ちのめされた民の反乱
- 第10章 子供の誕生
- エピローグ この世が爆発した場所
「BOOKデータベース」 より