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哲学は何の役に立つのか

西研, 佐藤幹夫著

(新書y, 102)

洋泉社, 2004.1

Title Transcription

テツガク ワ ナンノ ヤク ニ タツノカ

Available at  / 65 libraries

Description and Table of Contents

Description

思春期はなぜ苦しいのだろうか。親も社会もなぜ「うざい」のだろうか。学校へ行け?高学歴?働いて早く一人前になれ?やってられねえ!…しかしそのとき、じつは「哲学すること」の入り口に立っている。世界とはなにか。自分はなぜ生まれてきたのか。なぜ生きるのか。なぜ人に好かれないのか。誰もが問うこの問いこそ、人がひとりでは生きられないことによっている。人は何を足場としどこへ進もうとするのか。それを考える技術こそが哲学である。西洋近代哲学は、その問いをギリギリまで押し進めた。「問い‐答え」という対話を通じて「哲学すること」の意味を問う入門書の決定版。

Table of Contents

  • 序章 哲学の難しさに負けないために
  • 第1章 ニーチェ 「自分」をどこから考え始めるか
  • 第2章 ソクラテス‐プラトン 「考える」ことについて考えてみる
  • 第3章 カント 「人間」とは何だろうか—近代という枠組みを考えてみる
  • 第4章 ヘーゲル 教育と働くことをめぐって
  • 第5章 フッサール・橋爪大三郎 「私」から社会へどうつなげるか—「われわれ」の語り方
  • 第6章 カント・ヘーゲル 9・11以降、「正義」についてどう考えるか
  • 終章 東浩紀・フーコー 哲学はなぜ必要か—再び「考える」ことの足元を見つめて

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Details

  • NCID
    BA65682828
  • ISBN
    • 4896917855
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    238p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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