哲学は何の役に立つのか
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哲学は何の役に立つのか
(新書y, 102)
洋泉社, 2004.1
- タイトル読み
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テツガク ワ ナンノ ヤク ニ タツノカ
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内容説明・目次
内容説明
思春期はなぜ苦しいのだろうか。親も社会もなぜ「うざい」のだろうか。学校へ行け?高学歴?働いて早く一人前になれ?やってられねえ!…しかしそのとき、じつは「哲学すること」の入り口に立っている。世界とはなにか。自分はなぜ生まれてきたのか。なぜ生きるのか。なぜ人に好かれないのか。誰もが問うこの問いこそ、人がひとりでは生きられないことによっている。人は何を足場としどこへ進もうとするのか。それを考える技術こそが哲学である。西洋近代哲学は、その問いをギリギリまで押し進めた。「問い‐答え」という対話を通じて「哲学すること」の意味を問う入門書の決定版。
目次
- 序章 哲学の難しさに負けないために
- 第1章 ニーチェ 「自分」をどこから考え始めるか
- 第2章 ソクラテス‐プラトン 「考える」ことについて考えてみる
- 第3章 カント 「人間」とは何だろうか—近代という枠組みを考えてみる
- 第4章 ヘーゲル 教育と働くことをめぐって
- 第5章 フッサール・橋爪大三郎 「私」から社会へどうつなげるか—「われわれ」の語り方
- 第6章 カント・ヘーゲル 9・11以降、「正義」についてどう考えるか
- 終章 東浩紀・フーコー 哲学はなぜ必要か—再び「考える」ことの足元を見つめて
「BOOKデータベース」 より