気球工学 : 成層圏および惑星大気に浮かぶ科学気球の技術
著者
書誌事項
気球工学 : 成層圏および惑星大気に浮かぶ科学気球の技術
(宇宙工学シリーズ, 6)
コロナ社, 2004.3
- タイトル別名
-
Balloon engineering : technology for scientific balloons floating in the stratosphere or the atmosphere of other planets
- タイトル読み
-
キキュウ コウガク : セイソウケン オヨビ ワクセイ タイキ ニ ウカブ カガク キキュウ ノ ギジュツ
大学図書館所蔵 件 / 全127件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の著者: 井筒直樹, 今村剛, 阿部豊雄
略語集: p[196]-197
引用・参考文献: p[198]-204
内容説明・目次
内容説明
成層圏気球は、希薄大気中に浮かぶ容積が数万〜百万m3に及ぶ巨大な圧力のかかった膜構造体である。その運動は、流体力学的にも熱力学的にも複雑な関係に支配される。惑星気球には、地球とは異なる大気の諸条件がさらに加わる。したがって、気球を作り飛ばすには、系統的な工学的解析と設計が前提となる。飛翔する大気の気象学的知識も不可欠である。飛翔時の安全性と信頼性もそのような基礎の上に確保される。本書は、そうした科学気球の工学的側面を体系的にまとめることを意図している。
目次
- 1 序論(気球の歴史;気球の概要 ほか)
- 2 気球の工学的基礎(浮力の原理と気球の飛翔高度;気球の形状 ほか)
- 3 成層圏気球(地球の大気;気球のシステム構成 ほか)
- 4 惑星気球(惑星の大気;惑星気球の背景 ほか)
- 5 気球の将来(気球技術の将来動向;気球利用の将来動向 ほか)
「BOOKデータベース」 より