マックス・ヴェーバーの方法論的合理主義
著者
書誌事項
マックス・ヴェーバーの方法論的合理主義
創文社, 2003.12
- タイトル別名
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マックスヴェーバーの方法論的合理主義
Max Weber's methodological rationalism
- タイトル読み
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マックス ヴェーバー ノ ホウホウロンテキ ゴウリ シュギ
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注記
文献一覧: 巻末p6-15
内容説明・目次
内容説明
「私たちは、論争相手の意見についてはもちろん、自分自身の意見についてすら、いやと言うほどしょっちゅう、誤解している。」ヴェーバーはこう述べつつ、我々が、「なぜ一致しあえないのか」を認識するために、“価値討議”という実践的な討議像を提唱した。本書は、晩年に結実したその“方法論的合理主義”を精密に検討し直し、その背景にこうした討議像が置かれていたことを明らかにする。それを通して、「合理化=近代化・脱呪術化」と見る文化的バイアスを乗り越える。“合理化”の比較文化・歴史的な方法論としてヴェーバー社会学を再生し、“合理的であること”そのものが人間社会に与える影響について理論的に探究する。
目次
- 第1章 問い:社会科学・歴史科学と“合理性”
- 第2章 方法論的合理主義の分析枠組—予備規定
- 第3章 方法論的合理主義の内的展開と外的受容
- 第4章 歴史認識としての方法論的合理主義
- 第5章 文化比較のための方法論的合理主義
- 第6章 社会理論としての方法論的合理主義—ヴェーバーの“価値討議”論
- 第7章 ヴェーバーの同時代批判—「神々の闘争」論
「BOOKデータベース」 より