果てしなき探求 : 知的自伝
著者
書誌事項
果てしなき探求 : 知的自伝
(岩波現代文庫, 学術 ; 117-118)
岩波書店, 2004.2-2004.3
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Unended quest : an intellectual autobiography
- タイトル読み
-
ハテシナキ タンキュウ : チテキ ジデン
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注記
初版: 岩波書店1978年9月刊
底本: 岩波書店1995年-1996年刊(同時代ライブラリー版)
文献抄録: 下巻末p3-16
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784006001179
内容説明
人文・社会・自然科学の諸領域のみならず政治の世界にも絶大な知的影響を及ぼした哲学者が、自らの思想形成の全貌を明らかにする。上巻では、生まれ育ったウィーンの知的風土、学生生活、職業体験、音楽をめぐる思索、初期の諸研究など、三二歳で認識論と科学哲学の画期的名著『探究の論理』を世に問うまでの知的経験を語る。
目次
- 全知と誤りおかしやすさ
- 幼年時代の思い出
- 初期の諸影響
- 第一次世界大戦
- 初期の哲学的問題—無限性
- 私の最初の哲学的失敗—本質主義の問題
- 本質主義に関する長い余談—今なお私が現代のほとんどの哲学者と意見を異にしている点
- 決定的な年—マルクス主義、科学、えせ科学
- 初期の諸研究
- 第二の余談—独断的思考と批判的思考、帰納を用いぬ学習〔ほか〕
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784006001186
内容説明
人文・社会・自然科学の諸領域のみならず政治の世界にも絶大な知的影響を及ぼした哲学者が、自らの思想形成の全貌を明らかにする。下巻では、第二次大戦中亡命したニュージーランドや、戦後移住したイギリスで行なった諸研究を概観し、アインシュタインとの会見、ヴィトゲンシュタインとの論争など、多彩な知識人との交流を回顧する。
目次
- 近づきつつある戦争—ユダヤ人問題
- 移住—イギリスとニュージーランド
- ニュージーランドでの初期の仕事
- 『開かれた社会』と『歴史法則主義の貧困』
- ニュージーランドでの他の仕事
- イギリス、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンスで
- イギリスでの初期の仕事
- 最初の訪米—アインシュタインとの会見
- 問題と理論
- シュレーディンガーとの論争〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より