新しい物価理論 : 物価水準の財政理論と金融政策の役割
著者
書誌事項
新しい物価理論 : 物価水準の財政理論と金融政策の役割
(一橋大学経済研究叢書, 52)
岩波書店, 2004.2
- タイトル読み
-
アタラシイ ブッカ リロン : ブッカ スイジュン ノ ザイセイ リロン ト キンユウ セイサク ノ ヤクワリ
大学図書館所蔵 件 / 全153件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p231-238
内容説明・目次
内容説明
一九九〇年代後半の新興市場における通貨危機とインフレーションの関係を明らかにして脚光を浴びた「物価水準の財政理論(FTPL)」は、物価水準と財政との関係に注目する新しい考え方である。本書は、この理論をデフレーション下の日本経済の分析に応用し、管理通貨制における政府と中央銀行の物価に対する役割を考察する。
目次
- 第1章 誰が貨幣価値を支えているのか(金本位制の世界;FTPL—物価水準の財政理論 ほか)
- 第2章 FTPLの道具箱(財政と貨幣価値のリンク;最小限のモデル ほか)
- 第3章 ゼロ金利下の政策コミットメント(1)(日本銀行のゼロ金利政策;ゼロ金利制約に関する研究 ほか)
- 第4章 ゼロ金利下の政策コミットメント(2)(流動性の罠と財政コミットメント;物価水準の決定モデル ほか)
- 第5章 代替的な制度(ゲゼル型貨幣;リカーディアンの政府)
「BOOKデータベース」 より