ナショナリズムを越えて : 旧ユーゴスラビア紛争下におけるフェミニストNGOの経験から
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ナショナリズムを越えて : 旧ユーゴスラビア紛争下におけるフェミニストNGOの経験から
白澤社 , 現代書館 (発売), 2004.2
- タイトル読み
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ナショナリズム オ コエテ : キュウユーゴスラビア フンソウカ ニオケル フェミニスト NGO ノ ケイケン カラ
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注記
著者の博士論文「旧ユーゴスラビアの女性NGOネットワーク」(新潟大学現代社会文化研究科)を元としたもの
参考文献: p231
内容説明・目次
内容説明
旧ユーゴスラビア紛争下で、民族や宗教の違いを越えて女性の戦争被害者を支援したフェミニストNGOがあった。民族紛争といわれたものの実態は、民族の名のもとに暴力化していったナショナリズムではなかったのか。現地にいく度も足を運び、被害者救済や平和な社会をつくるために活動する人々と交流を続けている著者が、いかなるナショナリズムにも与しないフェミニストNGOの活動から、ナショナリズム克服の可能性を探る。
目次
- 第1章 現代のナショナリズム(ネイションとナショナリズム;国民国家とナショナリズム ほか)
- 第2章 旧ユーゴスラビアの解体とナショナリズム(旧ユーゴスラビアとはどんな国だったのか;システムの崩壊 ほか)
- 第3章 旧ユーゴスラビア紛争の中のジェンダー(「民族浄化」とは;家父長主義とジェンダー役割の再分割 ほか)
- 第4章 旧ユーゴスラビア紛争とフェミニストたちの活動(フェミニスト・ネットワークの発展;セルビア—女性自立センターとWIB(ウィメン・イン・ブラック) ほか)
- 終章 ナショナリズムを越えて(旧ユーゴスラビア紛争の市民的教訓;ナショナリズムを「越える」とは何か ほか)
「BOOKデータベース」 より