法隆寺のものさし : 隠された王朝交代の謎

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法隆寺のものさし : 隠された王朝交代の謎

川端俊一郎著

(シリーズ「古代史の探求」, 6)

ミネルヴァ書房, 2004.2

タイトル読み

ホウリュウジ ノ モノサシ : カクサレタ オウチョウ コウタイ ノ ナゾ

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内容説明・目次

内容説明

法隆寺の再建は新築か移築かの論争が展開されている。本書は建立に使われた「ものさし」で新説を展開する。法隆寺は中国南朝尺で寸法が合う。日出処天子の太宰府は、もと南朝の都督府で倭国の首府、その遺構も南朝尺だ。遣隋史のころ筑紫で落成し、大和へ移築された法隆寺は、隠された王朝交代を測る「ものさし」でもある。

目次

  • 序 日本書紀が記さなかった法隆寺の世紀
  • 第1章 法隆寺の「ものさし」—南朝尺のモジュール「材と分」
  • 第2章 法隆寺移築説への拒絶反応—日本建築学会論文集
  • 第3章 五重塔の仏舎利上にあった空洞
  • 第4章 日本一の法隆寺(X寺)を記さない日本書紀
  • 第5章 この国のかたちと政権交代—東アジアのなかの日本
  • 第6章 隋書にある阿輩〓弥など倭語(チクシコトバ)の読みについて
  • 終章 日本という国号の成立

「BOOKデータベース」 より

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