亀の碑と正統 : 領域国家の正統主張と複数の東アジア冊封体制観

書誌事項

亀の碑と正統 : 領域国家の正統主張と複数の東アジア冊封体制観

平势隆郎著

(白帝社アジア史選書, 004)

白帝社, 2004.2

タイトル別名

日本近世の亀趺碑 : 中国および朝鮮半島の歴代亀趺碑との比較を通して

タイトル読み

カメ ノ ヒ ト セイトウ : リョウイキ コッカ ノ セイトウ シュチョウ ト フクスウ ノ ヒガシアジア サクホウ タイセイカン

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注記

論文「日本近世の亀趺碑 : 中国および朝鮮半島の歴代亀趺碑との比較を通して」, 「同続」 (『東洋文化研究所紀要』121・122, 1993年) をもとに、新たな視点を加えて書き直したもの

内容説明・目次

内容説明

東アジアは漢字文化を共有する。しかし、その中は一様ではない。同じように日本という国家の中も一様ではない。本書は、これまであまり知られていなかった特別な碑石を検討し、それが東アジア全体に関わり、中国や韓国や日本という国家に関わり、そして国家の中の地域に関わることを、具体的に検証する。自分こそが一番だと主張するための「形」が台座の亀に託された。

目次

  • 第1章 中国の亀趺碑(鳥取池田藩の亀趺碑;『唐令拾遺』;関野貞の研究 ほか)
  • 第2章 朝鮮半島の亀趺碑(関野貞が明らかにした事実;今西龍・葛城末治が明らかにした事実;東アジア冊封体制—天下の成立からはじめて ほか)
  • 第3章 日本の亀趺碑(わかっていなかった我が国の亀趺碑;日本に亀趺碑ができるまで;墳丘と亀趺 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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