いのちが紙切れになった

書誌事項

いのちが紙切れになった

古田足日, 米田佐代子, 西山利佳編

(わたしたちのアジア・太平洋戦争 / 古田足日, 米田佐代子, 西山利佳編, 2)

童心社, 2004.3

タイトル読み

イノチ ガ カミキレ ニ ナッタ

大学図書館所蔵 件 / 92

この図書・雑誌をさがす

注記

年表: p279-288

内容説明・目次

内容説明

アジア・太平洋戦争が拡大し、戦争が泥沼化の一途をたどるなか、いかに、いのちと人間の尊厳がふみにじられていったか。中国をはじめとする、戦場での虐殺、強かん、餓死や、だまされて従軍慰安婦にさせられた女性の体験。また、日本国内での空襲や被爆、強制連行されて花岡鉱山ではたらかされた中国の方がたのことなどが書かれている。第一章では、その体験をとおして、人間と戦争の根源的問題をわたしたちにつきつける、中国での憲兵としての加害体験や、日本の陸軍少年飛行兵を志願した朝鮮人少年の体験が語られている。また、第二章には主に戦場での体験、第三章には、国内での体験を中心とした銃後の体験が語られている。

目次

  • 第1章 軍国主義の下で(憲兵・土屋芳雄の自分史(土屋芳雄;花烏賊康繁);日本の陸軍少年飛行兵を志願した朝鮮人少年(朴宗根))
  • 第2章 人間の尊厳を(人間を殺人鬼とかえる軍隊(金子安次;岡崎ひでたか);謝罪してほしい、二度とくりかえさないために(宋神道;梁澄子) ほか)
  • 第3章 戦場・銃後・空襲(子どものかえ歌も「反戦反軍」歌?—国民のホンネは「戦争やめて」(米田佐代子);病院船・ヒロシマでの救護体験(守屋ミサ);海軍兵学校最後の卒業生(信太正道) ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ