日本人の壁
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日本人の壁
(新書y, 106)
洋泉社, 2004.3
- タイトル読み
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ニホンジン ノ カベ
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注記
主要参考文献: p217-218
内容説明・目次
内容説明
外向性と内向性、愛着性と分離性、統制性と自然性、情動性と非情動性、遊戯性と現実性—この五つの因子は性格のビッグファイブと呼ばれている。本書は、これらの概念を社会心理の領域にまで拡張し、日本人の国民性を心理学的に分析するものである。日本人は、日本語や日本文化に呪縛され、その枠を越えられない。いわば、心理的な壁がものの考え方から感じ方すべてにわたって影響を及ぼしている。国民性もまた「日本人の壁」を生み出す重要な要因である。社会心理や国民性を浮き彫りにし、意識改革を迫るまったく新しい日本人論。
目次
- 第1章 「国民性のビッグファイブ」から日本人の心理を分析する
- 第2章 日本人はなぜ「外交音痴」なのか—積極的な性格と控えめな性格
- 第3章 日本人は「骨肉愛着主義者」である—親和的性格と独立自尊の性格
- 第4章 日本人は本当に「働きバチ」なのか—アリの性格とキリギリスの性格
- 第5章 「和」とカミカゼはどこから生まれたのか—もろい性格とタフな性格
- 第6章 「足元志向」の日本人—ロマン的な性格と写実的な性格
「BOOKデータベース」 より