在日、激動の百年
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書誌事項
在日、激動の百年
(朝日選書, 750)
朝日新聞社, 2004.4
- タイトル読み
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ザイニチ ゲキドウ ノ ヒャクネン
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内容説明・目次
内容説明
日韓共催W杯や韓国の恋愛ドラマに熱狂するいっぽうで、北朝鮮による日本人拉致に激怒する日本人。隣国への意識は変わりつつある。しかし同じ列島に住む約百万人の在日について、日本社会はあまりにも知らないのではないか。国籍でなく民族を選び、日本で暮らす在日が、「寂しい民族」にならないように、次の百年を共生の世紀にするために、まずは歴史を知るところから始めよう。1905年、韓国を保護国化した第2次日韓協約から1世紀を目前に、資料を駆使して百年の歴史、とくに戦後を丹念にたどる著者渾身の通史。
目次
- 1 念願、民族の独立—植民地支配時代の在日社会(労働者と学生が海峡を渡った;独立の悲願と亡国の悲哀;戦時体制に組み込まれて)
- 2 新国家の建設、そして統一悲願—第二次世界大戦後(祖国の建国と熱狂的な帰国願望;祖国志向で塗りつぶされた在日社会;冷戦の激化と南北分断国家;分断と統一悲願)
- 3 定住と共生—21世紀を生きるために(高度経済成長と在日社会の急激な変化;「共生社会の実現」を旗印に)
「BOOKデータベース」 より