シャーマニズム
著者
書誌事項
シャーマニズム
(ちくま学芸文庫, [エ-3-9]-[エ-3-10])
筑摩書房, 2004.4
- 上
- 下
- タイトル別名
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Shamanism : archaic techniques of ecstasy
Le chamanisme et les techniques archaïques de l'extase
シャーマニズム : 古代的エクスタシー技術
- タイトル読み
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シャーマニズム
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注記
冬樹社版(1974年11月刊)を文庫化したもの
原著改正増補英訳本(New York: Bollingen Foundation, 1964)及びフランス語第2版(Paris: Payot, 1968)からの翻訳
その他のタイトル・叢書番号はブック・ジャケットによる
邦語文献目録: 下 p382-387
文献目録: 下 p388-455
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784480088376
内容説明
著者はシャーマニズムを「エクスタシーの始源的な諸技術」と定義する。その担い手たるシャーマン、聖の専門家はいかにして誕生し、どのような活動を行うのだろうか。膨大な資料を駆使しつつ、シャーマンの召命と試練、象徴的な死と再生、めざましい超能力や、それを支えるコスモロジーに説き及ぶ本書は、比較宗教学あるいは宗教形態学の古典であるとともに、原初の世界と人間の普遍的な型に迫ろうとする情熱的な思想の冒険行でもある。本巻には、イニシエーションの諸相、衣裳と太鼓のシンボリズム、中央・北アジアのシャーマニズム、宇宙論などのテーマを含む第8章までを収録。
目次
- 概説 成巫方法=シャーマニズムと神秘的天職
- イニシエーション的疾病と夢想
- シャーマンの能力の獲得
- 入巫儀礼(イニシエーション)
- シャーマンの衣裳と太鼓のシンボリズム
- 中央および北方アジアにおけるシャーマニズム(天界飛翔と冥界下降;呪術的治療—魂の導き手としてのシャーマン)
- シャーマニズムと宇宙論
- 巻冊次
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下 ISBN 9784480088383
内容説明
「最も重視したのは、シャーマニズム的現象そのものを紹介すること、そのイデオロギーを分析すること、その技術とシンボリズムと神話とを検討することである」(序言)。著書の意図は明らかだ。実証的個別研究の一つとして本書を遇しては、その意図を見誤ることになろう。「超歴史的」、「類型的」アプローチから見えてくる宗教現象の普遍的古層こそが、エリアーデには重要だった。世界の再神話化を目指す、すぐれて20世紀的な試みとして本書を読むことが可能である。本巻には、南北アメリカ、東南アジアとオセアニア、印欧系諸民族、日本を含む東アジアを扱う第9章以降を収録。
目次
- 南・北アメリカのシャーマニズム
- 東南アジアとオセアニアにおけるシャーマニズム
- 印欧系諸族におけるシャーマンのイデオロギーと技術
- チベット、中国および極東におけるシャーマンのシンボリズムと技術
- 相似せる神話、シンボルおよび儀礼
- 結論
「BOOKデータベース」 より