ヘンリー・ジェイムズのアメリカ

書誌事項

ヘンリー・ジェイムズのアメリカ

藤野早苗著

彩流社, 2004.3

タイトル別名

Henry James's view of American people and society

ヘンリージェイムズのアメリカ

タイトル読み

ヘンリー ジェイムズ ノ アメリカ

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注記

年譜: 巻末p7-11

引用文献: 巻末p12-15

書誌「1970年代以降のもの」: 巻末p16-23

内容説明・目次

内容説明

ヨーロッパに憧れる“新しい国”から、富が支配する“消費大国”へ。ジェイムズの内なる“アメリカ”に軸を据え、代表作を時代順に解読。作品のなかにアメリカのたどった道のりを読み解く。

目次

  • 第1章 ジェイムズの目指す芸術家像—『ロデリック・ハドソン』
  • 第2章 越えられない文化の壁—『アメリカ人』『ヨーロッパ人』『デイジー・ミラー』
  • 第3章 自我の飛翔を求めて—『ある婦人の肖像』
  • 第4章 消費社会への懸念—『ボストンの人々』
  • 第5章 ジャーナリズムとプライバシー—『ザ・リヴァーバレイター』『アスパーンの手紙』『あるロンドンの生活』
  • 第6章 アメリカ再評価—三幕劇『デイジー・ミラー』四幕劇『アメリカ人』「アメリカ文学批評」
  • 第7章 生への希求と巨万の富—『鳩の翼』
  • 第8章 パリから見たアメリカ消費社会—『使者たち』
  • 第9章 人間関係の商品化—『黄金の杯』
  • 第10章 再訪者の目に映る不安な情景—『アメリカの風景』

「BOOKデータベース」 より

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