書誌事項

今和次郎

川添登著

(ちくま学芸文庫, [カ-5-2])

筑摩書房, 2004.5

タイトル別名

今和次郎 : その考現学

タイトル読み

コン ワジロウ

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注記

年譜: p356-370

今和次郎引用著書: p371-372

重要参考文献: p377

今和次郎の肖像あり

1987年7月リブロポートより刊行されたものに補論3編を増補したもの

内容説明・目次

内容説明

異色・異能の建築学者にして風俗研究家、今和次郎。東京美術学校図案科を卒業した後、柳田国男らとともに農村・民家の調査を行い、関東大震災後は「バラック装飾社」の活動や「考現学」の提唱で知られるようになる。人々の活動のさまざまな側面をただひたすら観察し、数量化し、記録する、その研究領域は服飾・風俗・生活・家政にまで及んだが、既存の「学問」とはあまりにも手法が異なるため、体系や方法論を欠いているとして、非難を浴びることもあった。一体、今和次郎とは何者か。「考現学」とはどんな「学」なのか。自らが拓いた「考現学」に込めた、暖かく深い眼差し、鋭敏な触覚が、今との交流の深かった川添登の筆で鮮やかに甦る。決定版評伝。

目次

  • 1 考現学の誕生
  • 2 都市と農村と
  • 3 田園の考現学
  • 4 考現学の方法
  • 5 考現学派とその後
  • 補論1 考現学の再構築—銀座調査を中心として
  • 補論2 考現学—場所(トポス)の実証的研究
  • 補論3 考現学modernologio

「BOOKデータベース」 より

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