自然の現象学 : 時間・空間の論理

書誌事項

自然の現象学 : 時間・空間の論理

中敬夫著

(Sekaishiso seminar)

世界思想社, 2004.5

タイトル別名

自然の現象学 : 時間空間の論理

タイトル読み

シゼン ノ ゲンショウガク : ジカン クウカン ノ ロンリ

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内容説明・目次

内容説明

「自ずから然り」という意味での「自然」についての一連の現象学的諸研究のなかから、特に根源的な時間・空間経験の問題を出発点として、現代哲学の諸々の有力な立場と対決しつつ、“多における一”“一なき多”の根底に、“多なき一”“一における一”の論理を析出する。

目次

  • 第1章 一にして不可分の空間(の)経験—スピノザ、フッサール、ビラン(スピノザにおける「一にして不可分の延長」;フッサールの空間構成論 ほか)
  • 第2章 『物質と記憶』における緊張(tension)と伸張(extension)(『試論』と『創造的進化』のあいだで;純粋知覚—イマージュ論 ほか)
  • 第3章 瞬間のなかの持続—フッサールとベルクソンの調停の試み(現象学派のベルクソン批判;現代思想のサッサール批判 ほか)
  • 第4章 “一なき多”の場の自己経験としての“多なき一”—レヴィナス多元論の批判の試み(レヴィナスの多元論;レヴィナス批判(現象性の次元で;時間論の次元で;倫理の次元で))

「BOOKデータベース」 より

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