ジョイスを読む : 二十世紀最大の言葉の魔術師
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書誌事項
ジョイスを読む : 二十世紀最大の言葉の魔術師
(集英社新書, 0243F)
集英社, 2004.5
- タイトル別名
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ジョイスを読む : 二十世紀最大の言葉の魔術師
- タイトル読み
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ジョイス オ ヨム : ニジッセイキ サイダイ ノ コトバ ノ マジュツシ
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注記
年譜: p210-212
主要参考文献: p213-215
内容説明・目次
内容説明
二十世紀西欧を代表するアイルランドの作家ジェイムズ・ジョイスは、現代文学の前衛として、新しい文体を創り出し、小説形式の革新を図って表現の可能性を追求した。ジョイス以後の作家はみな彼の影響を受けていると言ってもいいだろう。貧困、重い眼病と深酒、娘の狂気などに苦しみながら、大陸を放浪しつつも常にダブリンを舞台に、精力的に小説を書き続けた。そこに描かれた宗教、植民地支配、民族主義、ユダヤ人問題、文芸、愛と性などは、なお今日の問題として重要である。本書では、ジョイスの生涯と主要四作品、猥褻裁判を含めた文学的評価を簡潔に紹介し解説する。「難解」といったイメージを覆す、なにより「ジョイスを楽しむ」入門書。
目次
- 第1章 ジョイスの生涯(ダブリンの時代(一八八二‐一九〇二);ダブリン脱出(一九〇二‐一九〇四);『ダブリンの市民』と『若い芸術家の肖像』の時代(一九〇四‐一九一四) ほか)
- 第2章 作品解説(『ダブリンの市民』;『若い芸術家の肖像』;『ユリシーズ』 ほか)
- 第3章 ジョイスの文学的評価(ジョイスに対する初期の反応;猥褻裁判;名声の確立)
「BOOKデータベース」 より