大衆社会化と知識人 : 長谷川如是閑とその時代
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大衆社会化と知識人 : 長谷川如是閑とその時代
芙蓉書房出版, 2004.5
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タイシュウ シャカイカ ト チシキジン : ハセガワ ニョゼカン ト ソノ ジダイ
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Note
博士申請論文「長谷川如是閑とその時代 : 大衆社会化と知識人」 (青山学院大学, 2002年) を刊行したもの
Description and Table of Contents
Description
明治後半期から昭和高度経済成長期まで、長期にわたって新聞・雑誌を舞台に精力的な言論活動を展開した一人の知識人の全体像を解明する。
Table of Contents
- 第1章 思想的原点の醸成と知識人としての修養時代(思想的原点としての政治、経済的不平等への疑問と是正;初期の言説—東京法学院時代から『日本』入社前後(一八九七〜一九〇七年) ほか)
- 第2章 長谷川如是閑の思想構造—『現代国家批判』『現代社会批判』と西洋思想の影響(理想の国家・社会像—『現代国家批判』『現代社会批判』;西洋思想の変容と受容(1)スペンサー ほか)
- 第3章 『社会思想』グループとの交流—社会運動との交錯(長谷川と『社会思想』グループの邂逅—変革への挑戦としての投書;『批判』への布石—『我等』時代の相互交流 ほか)
- 第4章 変革の試みとしての時事評論—西欧的変革論(社民路線)の挑戦と挫折(西欧的変革論へ期待—普選実現と二大政党制への期待;西欧的変革論の現実—無産政党結成と普選の実施における提言 ほか)
- 第5章 日本的変革論の模索としての日本論(知識人たちの模索—西欧から日本独自の変革論への移行;日本論の開始—一九三二年「日本思想の実在主義的傾向」 ほか)
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