宗教システム/政治システム : 正統性のパラドクス

書誌事項

宗教システム/政治システム : 正統性のパラドクス

土方透編著

新泉社, 2004.5

タイトル別名

Die Religion/die Politik : die Paradoxie der Orthodoxie

宗教システム政治システム : 正統性のパラドクス

タイトル読み

シュウキョウ システム セイジ システム : セイトウセイ ノ パラドクス

大学図書館所蔵 件 / 83

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

宗教と政治は、現代にあっても、依然として社会を揺り動かす主導原理であるのか。社会システム理論家ニクラス・ルーマンの著作『社会の宗教』『社会の政治』に依拠しつつ、宗教と政治を観察する。

目次

  • 宗教システム/政治システム
  • 1 宗教システムの閉鎖性—宗教は意味喪失したか?(宗教と道徳—現代社会における道徳の世俗化と宗教の道徳化に寄せて;コミュニケーションとしての宗教—ニクラス・ルーマン『社会の宗教』において;単一か、それとも複数の世界宗教か?)
  • 2 政治システムの閉鎖性—政治はすべてを支配しうるか?(国家の政治か社会の政治か?—政治的なものの形式化における要諦としての集合体;政治システムの自己記述—問題論的観点からの注記;政治と世界社会;友愛の政治と社会の政治—ジャック・デリダとニクラスルーマンの政治理論について)
  • 3 偶発性定式としての神—神の統一と区別(初めに区別がある—ルーマンの宗教社会学;三位一体区別と偶発性定式としての神の統一;「愛の神はすべてを見通す」その神をわれわれは傍らで眺める—偶発性定式としての神に関する神学的注記;閉鎖系システムの理論による宗教対話の論理)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ