公的扶助論
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公的扶助論
高菅出版, 2004.6
- タイトル読み
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コウテキ フジョロン
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注記
参考文献あり
カバーに「佛教大学社会福祉学叢書」の記述あり
内容説明・目次
内容説明
21世紀を迎え、新しい社会のあり方が模索されているように思われる。公的扶助の対象となる貧困は、ただ単に所得水準の低さとか生活水準の低さにとどまらず、社会制度から遠ざかり排除されていく、そういった人間関係の破壊という意味が含まれている。従って、貧困を考える場合には、家族や近隣社会、あるいは仕事や社会保障・社会福祉諸制度などから遠ざかり排除されていく人々に対し、むしろ社会に参加するための平等な配慮を必要としているのである。社会への参加は、社会への包摂あるいは統合といってもよいかもしれない。本書は、そういった人に優しい公平な社会を模索しながら書かれたものである。
目次
- 序章 現代の貧困
- 第1章 国民生活と現代の貧困
- 第2章 公的扶助の歴史
- 第3章 日本の生活保護制度
- 第4章 低所得層への対策
- 第5章 生活保護における相談援助活動と福祉事務所の役割
- 第6章 生活保護の動向と不服申立て制度
「BOOKデータベース」 より