表象の限界 : 文学における主体と罪、倫理
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表象の限界 : 文学における主体と罪、倫理
御茶の水書房, 2004.6
- タイトル別名
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表象の限界 : 文学における主体と罪倫理
- タイトル読み
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ヒョウショウ ノ ゲンカイ : ブンガク ニオケル シュタイ ト ツミ リンリ
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内容説明・目次
内容説明
9・11以後、歴史のプロット(喩)化という、もう一つの恐るべき「現実」に抗するために、我々は言語表象の限界を見極め、そhして乗り越えてゆくべきなのか。
目次
- 1 言語表象と「罪」「倫理」(表象の限界—プリーモ・レーヴィと徐京植;文学と倫理—柄谷行人からスラヴォイ・ジジェクまで;「痛み」を分かつ文学者の立場—スーザン・ソンタグの仕事 ほか)
- 2 批評の倫理性(批評の倫理性—加藤典洋著『敗戦後論』とアジアをめぐる言説;戦争とナショナリズム—加藤典洋著『敗戦後論』と太宰治の倫理意識;「狡い」の「感覚」と「感じる」主体—加藤典洋著「オフ・サイドの感覚」 ほか)
- 3 近代への批評的眼差し(歴史小説としての『秀吉と利休』—野上弥生子論;戦後「戦争小説」の可能性—田村泰次郎論;漂泊の「乳母車」—三好達治『測量船』精読 ほか)
「BOOKデータベース」 より