二十世紀を見抜いた男 : マックス・ヴェーバー物語
著者
書誌事項
二十世紀を見抜いた男 : マックス・ヴェーバー物語
(新潮文庫, お-20-5)
新潮社, 2004.8
- タイトル別名
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Max Weber
二十世紀を見抜いた男 : マックス・ヴェーバー物語
二十世紀を見抜いた男 : マックス・ヴェーバー物語
- タイトル読み
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20セイキ オ ミヌイタ オトコ : マックス ヴェーバー モノガタリ
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注記
2000年新潮社刊
内容説明・目次
内容説明
欧米に産声を上げた近代合理主義は、たぐい稀なる経済の発展を生み出した。ところが、そこからは信仰心や禁欲精神がすっぽりと抜け落ち、人々はやがて、放縦へとひた走り始めた—。はたして20世紀とは何だったのか、そして現在が抱える病理の源はどこにあるのか。ドイツが生んだ巨人の足跡を追い、その壮大な思想を読み解く。そこには、今を生きる私たちへの真摯な警告が。
目次
- 強力なる官僚と無力なる議会
- 日本の仏教を洞察した西欧の眼
- ハイデルベルクの決闘学生
- シュトラスブルクの新兵訓練
- ビスマルクへの疑問
- 「プロイセン」と日本の運命
- 明治憲法とドイツ憲法学
- ゲッティンゲンの猛勉強
- 司法書記官試補の悪戦苦闘
- 上級官吏試補の愛と苦悩
- 新進教授の夜明け前
- 教授就任講演の大反響
- 学問と政治の迫間で
- オイディプスの悲劇
- 深まる地獄の季節
- 「修道院」に見た資本主義の原型
- 研ぎ澄まされる「方法論」の刃
- 二十一世紀の進路を示す傑作
- M・ヴェーバー アメリカを行く
- 資本主義という「運命」
「BOOKデータベース」 より