中世人と権力 : 「国家なき時代」のルールと駆引
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中世人と権力 : 「国家なき時代」のルールと駆引
(中世ヨーロッパ万華鏡 / [ゲルト・アルトホフ, ハンスヴェルナー・ゲッツ, エルンスト・シューベルト著], 1)
八坂書房, 2004.7
- タイトル別名
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Menschen im Schatten der Kathedrale : Neuigkeiten aus dem Mittelalter
Die Bösen schrecken, die Guten belohnen : Bedingungen, Praxis und Legitimation mittelalterlicher Herrschaft
中世人と権力 : 国家なき時代のルールと駆引
- タイトル読み
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チュウセイジン ト ケンリョク : コッカ ナキ ジダイ ノ ルール ト カケヒキ
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注記
1冊本の原著Menschen im Schatten der Kathedrale : Neuigkeiten aus dem Mittelalter (Wissenschaftliche Buchgesellschaft, c1998) を3分冊にして翻訳したうちの1冊
引用出典一覧: 巻末pix-xi
参考文献: 巻末pxii-xvi
内容説明・目次
内容説明
三権分立も、近代的「国家」も知らなかった時代、政権はいかに運営され、人びとの暮らしにどのような影を投げかけていたのだろう?—国制史と日常史を切り結ぶ画期的論考。
目次
- 第1章 欠如と差異(軍事力の独占はまだない—中世社会における争いの解決;三権分立はまだない—中世の支配秩序における裁判所の役割;国家はまだない—中世における政治の基礎をなす「功績と報酬」「助言と調停」のシステム)
- 第2章 特徴と機能(協議と合意—政治上の意思形成と決定のプロセス;支配権と公の場—公的なコミュニケーションの形式と機能;支配権の正統性—正しい支配権行使に関する中世的観念;支配権の危機—何が中世の秩序を揺るがせたか)
- 第3章 変化の予兆(中世都市の支配権;近代以前の近代的な支配形態—ブルゴーニュ公国を例に(ヘルマン・カンプ執筆))
「BOOKデータベース」 より