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江戸の町は骨だらけ

鈴木理生著

(ちくま学芸文庫, [ス-5-2])

筑摩書房, 2004.8

タイトル読み

エド ノ マチ ワ ホネダラケ

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注記

2002年2月桜桃書房より刊行されたものの再刊

明治維新後の宗教政策年表: p241-256

引用・参考文献: p263-267

解説 屍と骨が語るもう一つの江戸 (氏家幹人著): p269-275

内容説明・目次

内容説明

都心の地下は骨だらけ。東京の地面の下には人骨が描くもう一つの江戸・東京地図が封印されている。—実際、都心では大きな工事のたびに夥しい骨や墓の跡が発見されている。「まさかこんなところが墓地だったとは」。でも気付かないのも当たり前。なぜなら、かつて寺は「人捨て場」と一体で、寺の頻繁な引越しはウワモノだけの移転で済まされ、骨はかまわず打ち捨てられていたから。この「骨だらけ」という事実から、古い江戸の姿、都市造営、葬儀と埋葬など、歴史、地理、民俗、宗教にまたがるさまざまな事実を、豊富な資料やデータを駆使して浮かび上がらせた異色の都市史。

目次

  • 第1部 東京の骨(日本人の死体観;死体と骨の間;江戸の寺院;骨の見つかり方;江戸の寺院のデータ;骨の発見の時代差)
  • 第2部 東京の怨霊(はじめに—「やしろ」の改称;明治の宗教改革;神社号の誕生;京都との比較;神の定義について ほか)

「BOOKデータベース」 より

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