書誌事項

ローマの泉の物語

竹山博英著

(集英社新書, 0255D)

集英社, 2004.8

タイトル読み

ローマ ノ イズミ ノ モノガタリ

大学図書館所蔵 件 / 87

注記

泉と像の場所: p234-235

主要な参考文献目録: p236-237

内容説明・目次

内容説明

ローマは泉の町である。トレーヴィの泉や四大河の泉などは、多くの観光客を集めてにぎわっている。そもそもローマには二〇〇〇以上の泉があるといわれているが、その起源は古代ローマ時代、水道の終着点に記念碑として造られた壮大な泉にある。その伝統を踏まえ、近世以降、美しい彫刻とあふれ出る水が一体化した華麗な泉が数多く造られた。古代ローマから教皇の時代、ルネサンスを経て現代にいたる都市の栄枯盛衰は、そのままローマの泉の物語と重なる。英雄が吼え、女神が微笑み、精霊が語るローマの歴史と芸術。泉を訪ね、泉の深層を幻視すれば、もうひとつのローマが見えてくる。

目次

  • 第1章 古代と中世の泉
  • 第2章 ルネサンスの教皇たち、そして都市・泉の再生
  • 第3章 泉の建築家デッラ・ポルタと「亀の泉」
  • 第4章 教皇の権威を示す二つの水道・二つの泉
  • 第5章 バロックの巨匠ベルニーニの泉
  • 第6章 泉の中によみがえる古代
  • 第7章 泉にまつわる人々
  • 第8章 トレーヴィの泉
  • 第9章 二〇世紀の泉
  • 第10章 最後の泉の建築家

「BOOKデータベース」 より

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