言葉の箱 : 小説を書くということ
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言葉の箱 : 小説を書くということ
(中公文庫, [つ-3-19])
中央公論新社, 2004.8
- タイトル読み
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コトバ ノ ハコ : ショウセツ オ カク トイウ コト
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内容説明・目次
内容説明
小説を書く根拠、目的、方法について、様々な例を挙げながら、生き生きした口調でわかりやすく語りかける。自身が担い続けてきた使命や文学の未来について、熱く説く様は次世代への遺言ともいえる稀有な作品。『小説への序章』にはじまり、『情緒論の試み』を経て「小説とは何か」という問いに対する最終的解答ともなっている。
目次
- 1 小説の魅力—in love with 生命のシンボルに触れる(小説を書く根拠;ぼくの世界;「言葉」と「想像力」;生命のシンボル;上にいく力と下にいく力)
- 2 小説における言葉—Fact+fe`eling 言葉によって世界をつくる(小説は言葉の箱;心のなかを無にする;夏目漱石の『文学論』;物語(ストーリー)の原型;キャラクターとディテール)
- 3 小説とは何か—´ev´enement ある出来事をつくる(出来事をどう伝えるか;出来事とは何か;フィクションの意識;詩と根本観念と言葉;ピアニストがピアノを弾くように)
「BOOKデータベース」 より