書誌事項

原爆死から平和責任へ

高橋眞司著

(長崎にあって哲学する, 続)

北樹出版, 2004.8

タイトル別名

Philosophizing in Nagasaki : from atomic death to peace responsibility

タイトル読み

ゲンバクシ カラ ヘイワ セキニン エ

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注記

「核の世紀」年表: p308-311

英文タイトルは標題紙裏による

文献あり

内容説明・目次

内容説明

著者は、旧来の「長崎学」が、長崎を日本文化の伝統に、朝鮮・中国のアジア文化、およびポルトガル・オランダなどの欧米文化、とくにキリスト教文化の影響を融合させた独特の文化圏として捉えてきたのに対して、「新長崎学」で「長崎学」のゆたかな遺産を受け継ぎながら、「きりしたん対反きりしたん」の枠組みの提示に見られるように、支配される人間の苦難の視点を打ちだして、文化や歴史を新たな視角から総合的に捉えなおすことを提起している。

目次

  • 第1編 核時代の死と生—原爆死と原爆死以後
  • 第2編 原爆被害と被爆者援護法
  • 第3編 平和教育—長崎からの報告と提言
  • 第4編 沖縄、長崎、核権力
  • 第5編 戦争と平和—九段階接合理論
  • 第6編 死と音楽—現象学的記述のための試論
  • 第7編 平和の主体と平和文化の創造
  • 結論 平和責任—21世紀に平和を築く視座

「BOOKデータベース」 より

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