絶望断念福音映画 : 「社会」から「世界」への架け橋 (オン・ザ・ブリッジ)
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書誌事項
絶望断念福音映画 : 「社会」から「世界」への架け橋 (オン・ザ・ブリッジ)
メディアファクトリー, 2004.8
- タイトル別名
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絶望 断念 福音 映画 : 社会から世界への架け橋
- タイトル読み
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ゼツボウ ダンネン フクイン エイガ : シャカイ カラ セカイ エノ オン ザ ブリッジ
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注記
月刊誌『ダ・ヴィンチ』の2000年6月号から連載を始めた「オン・ザ・ブリッジ」を2003年10月号まで41回分まとめたもの
内容説明・目次
内容説明
気鋭の社会学者・宮台真司が、映画を切り口に、現代社会の構造を解き明かす。
目次
- プロローグ:なぜ今サブカルチャー分析なのか
- 『バレット・バレエ』で塚本晋也が吐露した“断念”に自己破壊こそが自己確証をもたらすという逆説を見る
- 映画『シュリ』に、太陽政策の倫理的基盤を見出し同時にまた、日本を超えた韓国の高い民度を見る
- 映画『新しい神様』に、イデオロギーとは無関係に“スゴイもの”に感染する“恥ずかしき者”たる己を知る
- 複数の映画や小説に見出される同一のモチーフに、“社会”より“世界”に敏感であることの必要性を見る
- 映画『オール・アバウト・マイ・マザー』に単なるメロドラマを超えた二重の水準での“受容の輪”を見る
- 映画『マルコヴィッチの穴』に、“スゴイからこそダルイ”という境地を見る
- 映画『カリスマ』と『TRUTHS:A STREAM』に、“狂暴な脱社会”ではなく、“柔和な脱社会”的存在の在り方を見る
- 映画『ユリイカ』に、脱社会的存在を柔和にする、名状しがたき、“福音”としての“海”を見る
- 映画『マトリックス』と『アヴァロン』に、東浩紀の言う“不過視なもの”の概念が社会システム理論に接続する様相を見る〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より