小澤征爾 : 日本人と西洋音楽
著者
書誌事項
小澤征爾 : 日本人と西洋音楽
(PHP新書, 317)
PHP研究所, 2004.10
- タイトル読み
-
オザワ セイジ : ニホンジン ト セイヨウ オンガク
大学図書館所蔵 件 / 全69件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p240-243
内容説明・目次
内容説明
日本人指揮者である小沢征爾が、ウィーン国立歌劇場の総監督に迎えられたのは、画期的な出来事だった。それは、オペラの総本山が真の国際化に乗り出したということであり、また日本の異文化受容の到達点を示してもいる。世界のオザワが奏でるモーツァルトは、伝統的な解釈から解放されているのが魅力なのだ。モーツァルト、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチなどの演奏解釈を通して、さらに菊池寛、小林秀雄、三島由紀夫などの言葉を通して、小沢征爾が目指す音楽の本質を明らかにする。
目次
- プロローグ 音楽には国境がある
- 第1章 「文化的・平和的掠奪行為」としての西洋音楽
- 第2章 何人かの「父」
- 第3章 「透明なブラームス」の是非
- 第4章 疾走する『荘厳ミサ曲』
- 第5章 ショスタコーヴィチの「叫び」
- 第6章 オペラという伏魔殿
- 第7章 菊池寛とチャイコフスキー
- エピローグ 西洋音楽と「からごころ」
「BOOKデータベース」 より