感覚の論理 : 画家フランシス・ベーコン論

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感覚の論理 : 画家フランシス・ベーコン論

ジル・ドゥルーズ著 ; 山縣煕訳

法政大学出版局, 2004.9

タイトル別名

Francis Bacon : logique de la sensation

感覚の論理 : 画家フランシスベーコン論

タイトル読み

カンカク ノ ロンリ : ガカ フランシス ベーコン ロン

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注記

Francis Bacon, logique de la sensation (Le Sphinx/Éditions de la Différence, c1981)の翻訳

内容説明・目次

内容説明

ゴッホやゴヤ以来の、20世紀最大の色彩画家の一人フランシス・ベーコン。現代の絵画に多大な影響を与えたこの画家の作品(97点収録)を素材に、絵画とは何か、芸術とは何かを問い、「感覚の論理」を読み解こうとする哲学者ドゥルーズの思想的冒険。絵画を構成する三要素(構造・形体・輪郭)、あるいは力、リズム、時間、相互性などをキーワードにベーコン芸術のさまざまな位相の展開を解釈、歪み・変形した人物像に表現されるその特異な世界を明らかにする。

目次

  • 円形、トラック
  • 昔の絵画と象形化の作用との関係についての覚書
  • 競技
  • 身体、肉そして精神、動物‐生成
  • 要約的覚書—ベーコン絵画の展開と位相
  • 絵画と感覚
  • ヒステリー
  • 力を画くこと
  • 絡み合う二人と三枚組絵
  • 覚書、三枚組絵とは何か
  • 画かれる前の絵画
  • 標識図
  • アナロジー
  • 画家はみな、自分なりに絵画の歴史を要約する……
  • ベーコンの旅
  • 色彩についての覚書
  • 眼と手

「BOOKデータベース」 より

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