山田洋次の「世界」 : 幻風景を追って
著者
書誌事項
山田洋次の「世界」 : 幻風景を追って
(ちくま新書, 501)
筑摩書房, 2004.10
- タイトル別名
-
山田洋次の世界 : 幻風景を追って
- タイトル読み
-
ヤマダ ヨウジ ノ セカイ : ゲンフウケイ オ オッテ
大学図書館所蔵 件 / 全133件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
山田洋次監督作品フィルモグラフィー: 巻末pi-iv
内容説明・目次
内容説明
八〇本近い作品を生み出し、いまなお現役である稀有な映画監督・山田洋次によって演出された「なつかしい日本人」の正体をいま解き明かす。初期の喜劇から、シリーズ「男はつらいよ」、さらには国際的な評価を受けた時代劇まで、全作品を一次資料から徹底的に検証。そのエネルギーは死に向かうことで生まれ、「少女」への禁欲がマドンナに内包される。そして「バカ」と呼ばれた人間が鏡となって映し出すものとは?—多面的な考察を通して、日本一国民に愛されている巨匠が持つ「隠し剣」の閃きを感じ取る。
目次
- 第1部 山田洋次は何を見せたのか(山田映画は「入れ子」である;「現在」から出遅れているという普遍性;山田洋次が描いたもの)
- 第2部 幻風景の向うにあるもの(寅さんという「幻」;山田洋次の「原」風景;山田洋次の「バカ」とは何か;マドンナへ向かう「力」)
- ひとまずのエピローグ 虚を衝く秘剣—山田洋次の示す明日
「BOOKデータベース」 より