反時代的毒虫
著者
書誌事項
反時代的毒虫
(平凡社新書, 244)
平凡社, 2004.10
- タイトル読み
-
ハンジダイテキ ドクムシ
大学図書館所蔵 件 / 全67件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
車谷長吉著作一覧: 巻末
内容説明・目次
内容説明
私小説における「虚点」とは何か。命の通った言葉、通わない言葉とは何か。いかに女を描くか。創作と金をめぐる関係とは。小説とは、「虚実皮膜の間」に漾う人が人である謎を書くことである。異形の作家が私小説の真髄を語り尽くす。江藤淳、白洲正子、水上勉、河野多恵子、奥本大三郎、中村うさぎ、高橋順子。反時代的毒虫と七人の「魂の対話」。
目次
- 第1部 私小説、言葉、女(私小説に骨を埋める(江藤淳);人の悲しみと言葉の命(白洲正子);隠花としての文学(水上勉))
- 第2部 銭金の話(覚悟の文学、命がけの浪費(中村うさぎ);文学カネ問答(河野多恵子、奥本大三郎))
- 第3部 夫婦句会(春宵夫婦句会(高橋順子);駄木句会(高橋順子))
「BOOKデータベース」 より