私の神保町
著者
書誌事項
私の神保町
晶文社, 2004.10
- タイトル別名
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私の神保町
- タイトル読み
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ワタシ ノ ジンボウチョウ
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内容説明・目次
内容説明
「屋並屋並に金文字飾り」(神田小唄)神保町の町名の由来は、江戸時代、この地区に広大な屋敷を構えていた神保伯耆守に因むもので、明治になって市区改正が施され、最初の古書店・高山書店が誕生する。創業者は有馬藩の弓師だった。ついで有史閣(のちの有斐閣)、三省堂などが開店し、明治18年頃には神保町から小川町にかけて約50軒の書籍業者が営業していたといわれる。この地域は、近代日本を担う教育機関が集中していたところで、全国から優秀な学生たちが集まってきたので、勉学のための書籍のリサイクル・システムが成立したという。そんな街にうもれ、語りつがれてきた記憶と、一愛書家の自分史を重ねながら、神田古書街・神保町の戦後の隆盛、現在立ち至っている苦境を、愛惜を込めてつづる。
目次
- 1 古書ファンが愛した街
- 2 わが青春の神保町
- 3 神田古書街の記憶
- 4 本をめぐる本の話
- 5 本に恋した人たち
- 6 変わりゆく神保町
「BOOKデータベース」 より