「人間嫌い」の言い分
著者
書誌事項
「人間嫌い」の言い分
(光文社新書, 173)
光文社, 2004.10
- タイトル別名
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人間嫌いの言い分
- タイトル読み
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ニンゲンギライ ノ イイブン
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内容説明・目次
内容説明
「人間嫌い」というのは、いくらか偽悪的な言い方だが、仲間に甘い顔をせず、自分の信念を押し通す人間は、日本社会ではこう呼ばれる。それが現実である。それなら、人間嫌いでいいではないかというのが、まず私の出発点だった。そうやって「人間嫌い」を標榜してみると、意外とこれがけっこう楽しい。少なくとも楽である。友達がいないと不便かもしれないが、別に恥ずかしくはない。恥ずべきは自分がいないことである。自分がいてこそ、はじめて本当に他者とかかわれる。変わり者の多かったあまたの文士の生き方などを引きながら、煩わしい人間関係や世間との距離の取り方を説く。
目次
- 第1章 人間嫌いの世界観
- 第2章 人間嫌いVS.つるみ系
- 第3章 人間嫌いの考えるモラル
- 第4章 友達がこわい
- 第5章 怒る理由、不機嫌の矛先
- 第6章 人間嫌いの喧嘩作法
- 第7章 縁遠くなる人々ーかぐや姫症候群と「人間嫌い」
- 第8章 結婚しても孤独
- 第9章 わがままの達人は美人になる
- 第10章 晩年に強い人間嫌い
「BOOKデータベース」 より