「ただ一人」生きる思想 : ヨーロッパ思想の源流から
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「ただ一人」生きる思想 : ヨーロッパ思想の源流から
(ちくま新書, 503)
筑摩書房, 2004.11
- Other Title
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ただ一人生きる思想 : ヨーロッパ思想の源流から
「ただ1人」生きる思想 : ヨーロッパ思想の源流から
ただ1人生きる思想 : ヨーロッパ思想の源流から
- Title Transcription
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タダ ヒトリ イキル シソウ : ヨーロッパ シソウ ノ ゲンリュウ カラ
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
081-C44-50310010019466
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Description and Table of Contents
Description
「個で生きる」というと、すぐにヨーロッパ近代の個人主義が連想される。しかし、そもそも「個人主義」という考えは、どんな発想のもとに作り上げられてきたのだろうか。本書では、ヨーロッパ個人主義の源流を、古代ギリシアと、キリスト教、そして、中世スコラ哲学の内に再発見し、その思想の底にあるものを洗い出すことによって、そこから現代日本人が、この不安な社会の中で生きていくためのヒントを探り出す。「孤立」を恐れることなく、また、そこに逃げ込むこともなく、しかも、「ただ一人でも生きられる精神」の可能性を問う一冊。
Table of Contents
- 序章 個人主義を考える意義
- 第1章 個の現実と個の思想(個であるとはどういうことか;思想とペルソナ;個の思想とはなにか)
- 第2章 「個であること」の資格(尊大なペルソナ;関係の中にあるペルソナ)
- 第3章 かけがえのない個人(個別性とペルソナ;思惟の孤独の中にあるペルソナ;「自律する個」の思想再論)
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