ヨーロッパの出版文化史

書誌事項

ヨーロッパの出版文化史

戸叶勝也著

朗文堂, 2004.10

タイトル別名

Kulturgeschichte des europäischen Buchwesens

タイトル読み

ヨーロッパ ノ シュッパン ブンカシ

大学図書館所蔵 件 / 158

この図書・雑誌をさがす

注記

本書執筆に当たっての参考・引用文献・資料: p198

内容説明・目次

内容説明

15世紀に書写本の華麗さはまさにその最高潮期を迎えていた。すぐれた工匠魂と求道者のこころをもった発明者グーテンベルクは絶え間のない創造的不安のただ中にあった。発明者にとっての印刷術とは書写の安価な代用品などではなく、印刷術と活字書体はそれ自体として完成されるべきものであった。書籍の出版・販売業者とは、著作者から読者への単なる仲介者ではない。出版文化史を個別科学の枠組みから解き放ち、社会史・精神文化史から照射した。

目次

  • 第1章 グーテンベルク以前の書物の世界
  • 第2章 活字版印刷術の発明—一五世紀半ば
  • 第3章 活字版印刷術の伝播—一五世紀後半
  • 第4章 一五世紀末から一六世紀前半の出版業
  • 第5章 一六—一七世紀の出版業
  • 第6章 一八世紀の出版業

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ