人の値段 : 考え方と計算
著者
書誌事項
人の値段 : 考え方と計算
講談社, 2004.10
- タイトル別名
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人の値段考え方と計算
- タイトル読み
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ヒト ノ ネダン : カンガエカタ ト ケイサン
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注記
青色発光ダイオードをめぐる略年譜: p244-245
内容説明・目次
内容説明
なんの原則もない中で、ひたすら対決を避け、利害調整だけで運営されてきた日本社会。組織に巨大な利益をもたらしても、「お金」の代わりに「名誉」があてがわれ、不満は封じ込められてきた。しかし今、発明への対価を巡る一連の訴訟をきっかけに、卓抜した業績をあげた「人材」にどう報いればよいか、その「貢献度」をどう計算すればよいか、合理的な方法が求められている。これまで曖昧にすまされてきた「人の値段」の問題に、本書は日本で初めて、真正面から取り組む。
目次
- 第1部 人の値段を決めるものは何か(野球選手の個人貢献度の算定;監督の役割と貢献度の評価;指揮者への報酬はどうして決まるか;教授の業績評価;論文共著者の役割と貢献度;貢献度評価の原理と実際問題)
- 第2部 青色発光ダイオード中村修二の場合(中村裁判二〇〇億円の衝撃;裁判批判への正面切っての反論;枠組みか中身か;枠組みとしての特許法三五条;中身としての発光ダイオードとその事業家;中村の貢献度、日亜の貢献度;中村修二の受けとるべき対価はいくらか)
- 補論 青色発光ダイオード関連特許と中村修二の貢献度
- 付録 『バカの壁』編集者の値段
「BOOKデータベース」 より