危機と闘争 : 大江健三郎と中上健次
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危機と闘争 : 大江健三郎と中上健次
作品社, 2004.11
- タイトル読み
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キキ ト トウソウ : オオエ ケンザブロウ ト ナカガミ ケンジ
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注記
『新潮』 (2003年3,5,7,9,12月号,2004年2月号) の連載「八〇年代以後 : 大江健三郎と中上健次」を単行本化したもの
内容説明・目次
内容説明
現代文学はどこへ行くのか。市民社会の逆襲、ポストモダニズムの浸透、サブカルチャー化の進行…。1980年代以後、共同体は揺らぎ、超越への途も断たれ、漂流を続ける文学。この「危機」の渦中で、大江健三郎と中上健次の「闘争」が一致して指さす“貧しさ”とは何か。
目次
- 1 事実は/に復讐する(スキャンダルとアイロニー—大江健三郎;覚醒と脱力—中上健次)
- 2 二つの「空洞」(崇高とユーモア—大江健三郎;愉楽と(の)闘争—中上健次)
- 3 “貧しさ”の方へ(アレゴリーと(しての)根拠地—大江健三郎;“貧しさ”と(しての)小説—中上健次)
「BOOKデータベース」 より