京のオバケ : 四季の暮しとまじないの文化

書誌事項

京のオバケ : 四季の暮しとまじないの文化

真矢都著

(文春新書, 418)

文藝春秋, 2004.12

タイトル読み

キョウ ノ オバケ : シキ ノ クラシ ト マジナイ ノ ブンカ

大学図書館所蔵 件 / 58

内容説明・目次

内容説明

何百万という観光客が訪れる京都。しかしこの町には、ガイドブックに載っている寺社や名店とは違った顔がある。町方の人々による暮しの文化だ。「この本で紹介したいのは、京の人々の精神的なくらしを支えてきた、民俗と信仰の世界。古い由緒を持ちながら現在も盛大に営まれている、くらしに密着した祭や節日の行事、とりわけそこでなされてきた、魔よけ・厄よけと招福のまじないの数々である」(「はじめに」)。節分の夜に異装をする「オバケ」という習慣を軸にした、“より深い”京都論。

目次

  • 第1部 京の四季・折々におとす厄(初午の布袋さん—伏見稲荷大社初午祭;花傘とあぶり餅—今宮神社やすらい祭;鉦の音と蜘蛛の糸—壬生大念仏狂言;蘇民将来の弁当—祇園祭神幸祭;みたらしの聖水—下鴨神社御手洗祭 ほか)
  • 第2部 京の節分オバケ(オバケに出会う;オバケになる夜;良縁祈願のオバケ参り;花街のオバケ;化ける人々;近年のオバケ会事情;京のオバケ論)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ