黙示録論
著者
書誌事項
黙示録論
(ちくま学芸文庫, [ロ-4-1])
筑摩書房, 2004.12
- タイトル別名
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Apocalyps
現代人は愛しうるか
黙示録論
黙示録論 : 現代人は愛しうるか
- タイトル読み
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モクシロクロン
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黙示録論
2004.12.
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黙示録論
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注記
「現代人は愛しうるか」(1951年白水社・1965年筑摩書房・1982年中央公論社刊)の改題
その他のタイトルはブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
ロレンス畢生の論考にして20世紀の名著。「黙示録」は抑圧が生んだ、歪んだ自尊と復讐の書といわれる。自らを不当に迫害されていると考える弱者の、歪曲された優越意思と劣等感とを示すこの書は、西欧世界で長く人々の支配慾と権力慾を支えてきた。人には純粋な愛を求める個人的側面のほかに、つねに支配し支配される慾望を秘めた集団的側面があり、黙示録は、愛を説く新約聖書に密かに忍びこんでそれにこたえた、と著者は言う。この隠喩に満ちた晦渋な書を読み解き、現代人が他者を愛することの困難とその克服を切実に問う。巻頭に福田恒存「ロレンスの黙示録について」を収録。
目次
- ロレンスの黙示録論について(福田恒存)
- 黙示録論—現代人は愛しうるか
- 附録 ヨハネ黙示録
- 訳註
「BOOKデータベース」 より