近代日本の青年宿 : 年齢と競争原理の民俗
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書誌事項
近代日本の青年宿 : 年齢と競争原理の民俗
(日本歴史民俗叢書)
吉川弘文館, 2005.1
- タイトル別名
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近代日本の青年宿 : 年齢と競争原理の民俗
遠洋漁業村落社会における若者組織の社会的意義 : 玉江浦青年宿とホマレの歴史民俗学的研究
- タイトル読み
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キンダイ ニホン ノ セイネンヤド : ネンレイ ト キョウソウ ゲンリ ノ ミンゾク
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注記
著者の博士論文「遠洋漁業村落社会における若者組織の社会的意義 : 玉江浦青年宿とホマレの歴史民俗学的研究」 (新潟大学大学院現代社会文化研究科, 1999) をもとに加筆整序を行ったもの
引用・参考文献: p236-257
内容説明・目次
内容説明
山口県萩市玉江浦に昭和五十年代まで存在していた、若者を宿泊させて漁業を中心とした訓練を行う組織=青年宿。年齢秩序の序列化、漁業組織と青年宿の密接な関係や、近代における官製青年団組織の再編成を明らかにした歴史民俗誌。青年宿のシステムに見出される、競争原理と社会的地位の上昇性・獲得性にも注目し、民俗学研究に新たな課題を提示する。
目次
- 序章 問題の所在と研究の方法
- 第1章 山口県萩市玉江浦の青年宿
- 第2章 青年宿のシステムと社会構造
- 第3章 青年宿成立の歴史的条件—遠洋漁業の展開
- 第4章 青年宿の生成—官製近代教育と視察のダイナミズム
- 終章 結論
「BOOKデータベース」 より