かぶき讃
著者
書誌事項
かぶき讃
(中公文庫, [お-41-4])
中央公論新社, 2004.12
- タイトル読み
-
カブキサン
大学図書館所蔵 件 / 全13件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
「なまめける歌舞妓びとすらころされて、いよゝ敗れし悔いぞ身に沁む」(昭和二一年)と詠んだ折口信夫は、戦中から戦後、歌舞伎について度々論ずるようになる。防空壕の中で死んだ中村魁車、上方歌舞伎の美の結晶実川延若、そして六代目尾上菊五郎。役者論を軸に、豊穣な知とするどい感性で生き生きと描く独特な劇評集。
目次
- 歌舞妓芝居後ありや
- 役者の一生
- 市村羽左衛門論
- 実川延若讃
- 街衢の戦死者—中村魁車を誄す
- 戞々たり車上の優人
- 日本の女形—三代目中村梅玉論
- 宗十郎を悼む
- 実悪役者を望む
- 菊五郎の科学性〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より